残価設定型自動車ローン

残価設定型自動車ローンには、メリットが少しだけありますが、
メリットが大きいローンの組み方だと思います。

少しだけのメリットとは、月々の支払額が通常のローンよりも少なくなり
支払負担が減るという事です。
設定された残価にもよりますが、最大で半分になるというのが少しだけの
メリットです。
十分大きなメリットですか？

では、デメリットは何でしょう？

「残価設定型自動車ローン」とは、「元本」と「利息」のセットを返済していく
ローンですが、残価部分を元本から引いて最終回まで返済を据え置いて
最終回に残価部分を一括で返済するというローンです。
但し、利息は残価を除いた総額に対して発生します。

契約期間が終了するまでに「残債を支払う」「下取りに出す」の二者択一
をしなくてはならないローンです。

仮に下取りとなった場合、差額が発生する可能性もあり、更なる出費が
増え、且つ手元にローンを支払ったクルマが残らない、という寂しい結末
になってしまいますし、
残債を支払う場合は、大きな金額を準備しておかなければなりません。

では、「残価設定型自動車ローン」はどんな人にメリットがるのでしょう？
・月々の支払が少ない分をつもり貯金が出来る
・最終回の支払額を準備出来る
・新しい車を存分に楽しんで、また違う車を存分に楽しむ、といった割り切り
　が出来る
という考え方であれば、十分にメリットがあると思います。

アナタはどっち派ですか？

タグ：残価設定 自動車ローン 利息